松戸市 池と川の流れづくり




松戸市で承った造園工事です。
既存の石や木を再利用して、川流れと池のあるお庭にリフォームしました。

既存のお庭は、植栽地と畑としてご利用されていましたが、夏場の除草も一苦労で、少しでも軽減出来ればと池づくりのご相談を頂きました。

敷地内にはもう一つ、金魚等がいる小さめの池がありました。
金魚が増え池が手狭となったこともあり、池だけでなく水の音色も楽しめる川の流れもお庭に取り入れたい、と言うご要望でした。

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施工前の状況です。
お打ち合わせ時に、施主様のイメージ通り地縄を張らせて頂き、施工に反映致しました。
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既存のお庭の樹木等を移植し、仕上がり高さの測量を行い、池の形に合わせて土の掘削を行います。池の形が出来上がって来たところで、法面が崩れないよう地盤安定材のシートを敷設しました。掘削は、池の深さ+コンクリートの厚み分で60冂度になりました。

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池の内部はコンクリートを重鎮する予定ですので、下地の底面のみ砕石で締め固めました。続いて、川の流れの方へ作業をすすめて行きます。

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土の掘削の作業が完了した後、防水シート下地のクッション材を敷設します。こちらは、石などで防水シートが傷ついてしまうのを防ぐ役割があります。

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つづいて、防水シートを敷設します。切り継ぎが出来ないように池サイズより大きめのシートを準備している為、形に合わせてシートを織り込んで行きます。川の流れ部分のコーナーについても、何層にも織り込んで曲げて行きます。
防水シートを採用し、切り継ぎが無い為、漏水の心配がありません。


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防水シートの敷設が完了した後、玉石等を池縁に据えて行きます。現地にある材料を集めながら工夫して利用していきます。石の据付は不安定な為、モルタルで固定しました。



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玉石等の据付が完了した後、コンクリート打設部分にワイヤーメッシュを敷きます。メッシュを形にカットし、切り口が鋭利になる為、作業中に防水シートに穴が開く事が懸念されテープで養生しました。

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工事の方もいよいよ終盤で、一度にコンクリートを打設しました。作業は大変でしたが、打ち継ぎ目の無い、池と流れになりました。

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コンクリートの養生期間を経て、池縁周りに四ツ目垣根をつくりました。転落防止の役割もありますが、雰囲気もグッと良くなります。


Before|After


施主様の流れと池の配置イメージに合わせ、地縄を張ります。 完成した池から流れの奥を見たところです。
ご要望に添った流れのラインができあがりました。
ご要望 ・池と川の流れのある庭にしたい。
・材料は、植木も含めて、敷地内の材料を使用したい。
・池の縁には、四ツ目垣を設けて欲しい。(転落防止)
ご要望に対して
行ったこと
・お打ち合わせ時に、施主様のイメージ通り地縄を張らせて頂き、施工に反映致しました。
・材料等は、基本、敷地内の材料を選んで使わせて頂きました。
・施工については、防水シートを採用し、漏水対策を施しました。また、池のメンテナンス等の軽減の為、上部にコンクリートを流しました。
工夫した点 地盤の高さが決まっている既存のお庭に川を作るため、水が滞らず流れるように、最終地点の池から流れの上部までの勾配の設定を慎重に調整しました。
こちらのお庭は重機が施工場所に入れないため、人力での作業となりました。
そこで既存の材料をできるだけ活かし、池縁の石も庭に沢山あった小型の玉石ものを再利用しています。
既存の池をご自分で作ってしまうくらい造園に熱心なお施主様は、ご自身で描かれるプランもはっきりしていました。
庭奥から水の流れが石の段差を落ちてゆき、新しい池に入り込みます。
流れのライン取りが施主様のご希望するイメージになるよう、水勾配などを工夫しました。
池の大きさは2m×5mです。
池づくりには色々な工法がありますが、今回は、防水シートで漏水対策を施しました。
水中ポンプも大型の商品を採用し、水量調節バルブを設けた事で、水の音色も調節できました。
川の流れの長さは約12mです。
通常、水の落とし口等は滝石組等で囲ったりしますが、今回は川の上流に水瓶となる部分を設け、そこからオーバーフローした水が荒々しく川に流れ込むという造りをご提案しました。
水瓶から湧き出た水は流れになります。
川を渡る石橋です。
流れは川となり、カーブしながら池へと流れ込んでいきます。
使用建材 池用商品 : 水中ポンプ・防水シート等(グローベン)